キャリア・インターン

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体験談

 

橘 まさみさん / 研修先:フラワー&ギフトショップ

 

 

キャリアアップのためというよりも趣味を活かした職業体験にチャレンジ。
誕生パーティーをアレンジしてもらったり、クリスマスにミュージカルのチケットをプレゼントされたりと
スタッフから大切にされた楽しい日々。
米国に1年間留学の経験を持つ橘さんだが、実際に英語を使うことで英語力はさらにアップ。
英語ではどんな外資系企業への就職でも通用する最高レベルを達成した。

語学学校でただ英語を習うだけではなくて、何かそれに+αの経験がしたいなと思ったのと、オーストラリアの人達と働くことを通してもっとオーストラリアについて知れるのではないかと思いインターンシップをしてみようと決めました。

研修先選びですが、日本で約4年間金融機関で働いていたのでその延長で考えてもよかったのですが、オーストラリアに来てまた同じ様なことをするよりも違ったことをする方が新鮮で習うことも多いかなと思い、趣味でフラワーアレンジを習っていたこともあって3ヶ月間お花屋での研修を希望しました。

研修先のお花屋はメルボルンの中心からは離れた郊外の小さなお花屋でしたので、せわしなくない分楽しく過ごすことができましたし、同じ通りに並ぶご近所のお店の人達とも仲良くなることができました。

仕事の内容は、来店客の接客、水換えなどの花の手入れ、フラワーアレンジの補助やラッピング、お花以外に家具や置物、チョコやワインなども売っているのでその在庫管理などしていました。あと、急ぎのオーダーはできませんが、ある程度時間に余裕があるオーダーなら私に任せてくれて、花束やボックスを使ってのアレンジをさせてもらったり、お店で売る用の出来合いの花束なども作らせてもらったりしました。自分が作ったものが売れると嬉しかったですし、「誰かへのプレゼントなのかな?もらった人が喜んでくれると嬉しいな。」なんて思うと二重に嬉しかったです。

英語のお花の名前、接客の時に使う英語、その他仕事場で使うような英語など、初めはなんて言ったらいいのかなとか思うこともありましたが、回数を重ねていくうちに覚えることができましたし、慣れてきました。また、英語以外にも、お花の扱い方、お花の下処理の仕方、ラッピングの仕方、レジやカード支払い機などの使い方、その他いろいろなことを仕事しながら覚え、お花屋での仕事の流れを知ることができました。研修の前半は学ぶことが多かったですし、まだ英語に慣れてないこともあり少し戸惑うこともありましたが、後半は余裕ができてきてより仕事を楽しめるようになりました。

この研修を通してお花屋のマネージャー二人、そしてアルバイトの人達、研修先の近所の人達とも仲良くなることができたのが何よりもの良かったことかもしれません。皆さんフレンドリーで私のことをかわいがってくれて本当に感謝していますし、彼らと一緒に働いたり会話したりしたことで、オーストラリアのことを知り、また日本のことも知ってもらうことができ、異文化交流することができました。

橘さんの研修先からの以下のようなお便りが届いている。橘さんの人柄が人気の秘密だったようだ。

It was an honour and a priveledge to have met Masami and have her in the business for what now seems such a short period of time. Her help and personality were something we truly appreciated and treasured.

I hope we didn't teach her too many bad habits! She was delightful, inquisitive and friendly to all customers and staff. Thank you for the opportunity to participate in the program.

 

安田将之さん / 研修先:大手電器会社

 

大学で英米語を専攻した安田さんは、長期間、異文化と接するという経験がなかった。そのような経験を通じて「今の自分を見つめなおしたい。今までの人生観を変えられたらいい」とプログラムに参加。英語は得意ではあったが、英語留学12週間、研修3ヶ月のコースを選んだ。

英語学校では、「まず、先生が面白かった」。最初なかなか友達ができなくて心細い時期があったものの、すぐに解消できたという。特に、事務の方とは仲良くなって、一緒に飲みに行くほど。「授業の内容に関しては、やっぱり先生によって良い悪いはありますけど、実際楽しく授業を受けることができました」。

研修が始まる。「まず言葉の壁にぶち当たりました。何を言っているのかさっぱりわからなかったです。学校の先生たちは多分ゆっくりしゃべってくれていたんだなあと痛切に感じました」。実際の職場での生の英語にふれると、多くの方が実感することだ。だからこそ英語留学だけでなく、実際の職場で英語を学ぶ必要がある。

「オーストラリアの会社で働いてみて思ったことは、みんな楽しく働いているな、ということ。これはたぶん敬語がないからじゃないかなあと個人的に感じました」。また、驚いたことは、「みんな5時になれば、さあっと帰っていくことです。日本では考えられないことです」。

さらに、最も印象に残ったのは、「日本の企業でも当てはまることですが、実際に会社に貢献しよう、もっと高い地位につこうとしている人たちの仕事に対する取り組む姿勢」だった。「そういった人たちは実際、カッコよく見えましたし、仕事にやりがいを感じているんだと思います。そういった人たちを見て、僕もこんな人になりたいなあという目標を見出せたように思います」。

安田さんは、研修期間中に今まで使ったことのないエクセル、フォトショップ、パワーポイントなどのソフトをすべて使いこなせるまでになり、上司を驚かせた。スタッフのプレゼンの手伝いやパンフの修正、さらに、会社で取り扱っているコンデンサの部品交換など、与えられる機会にすべて積極的に取り組んだ。安田さんの上司は、「ソフトな対人態度、さらにやる気、Can Doスピリッツがすばらしい」と、大いに評価。「世界中、どこに行っても通用する青年だ」と太鼓判。週末、会社の幹部の大邸宅に招かれたりもした。さらには研修が終了すると、有給の準社員として就職することになった。会社が安田さんを手放したくなくなったのだ。

「オーストラリアの企業で働く機会は普通に生活しているだけじゃ巡りあわないものだと思います。実際、オーストラリアに来て、英語学校に行き、普通に学校を終えて、それから何もせずブラブラしている人、必死で生活費を稼ごうと仕事を探す人、いろいろいましたが、個人的な意見としてそういった人たちはすごい内容の薄い時間を過ごしているなと思います。JAPEPさんのこのプログラムでは学校終了後すぐに現場研修があったのでかなり忙しく、充実した時間をすごせました。大変感謝しています」

確かに海外の企業でいきなり働くという機会は、通常、得られない。しかし、この機会を自分の成功体験に変えていくには、参加者の積極的な努力が欠かせないということも安田さんの成功例は示している。

 

一木美文さん/研修先:ホテル

 

一木さんは大卒後、得意のゴルフの知識を活かし、大手デパートでゴルフ用品販売などを担当していた。そんな時、ワーキングホリデー査証を利用して海外へ出る機会がようやくめぐってきた。しかし、諸事情のため海外にいられる期間は4ヶ月間のみ。この期間をどのように有効に過ごすか、日本レストランなどでのアルバイトだけで終わらせたくないと、考えた末、英語留学と実務研修の両方が体験できるJAPEPのキャリア・インターンシップへの参加を決めた。1ヶ月英語留学、3ヶ月インターンというタイプ。

英語留学期間中にはいろいろな国からの学生と友達になれた。この時に知り合った友達とタスマニア、ケアンズ、パース、シドニーなど、短い滞在期間の中でオーストラリアの観光名所を存分に旅行。とても楽しく過ごした。インターンシップ研修期間中にも、特に休みをいただいて旅行したことも。ホームステイ先は緑の多い郊外で、小さい女の子がふたりという家庭にお世話になった。大きな邸宅で、居心地が良かったため、研修期間中もずっとこの家庭に滞在。週末はゴルフを楽しんだ。日本と比べものにならないほど安くプレーができる。ゴルフの腕をかなりあげることができた。

一木さんの第一希望の研修先はホテル。オーストラリアの多くのホテルではインターン制度が充実している。インターン採用条件が厳しいこともあるが、大学で経営学の授業は英語で受けてきたという一木さんの英語力と職業経験が評価され、JAPEPの後押しで、メルボルン市内にあるホテルに受け入れが決定。

研修が始まると、本当に生の英語の環境。聞き違いのミスもあったが、英語を使って仕事をしているという実感があり、充実していた。特にヒアリングの力は一段と伸びたように感じられた。仕事の合間に、スタッフから日本について尋ねられたり、日本語を教えてくれと頼まれたり、一緒にご飯を食べたりといった付き合いも楽しいものだった。

一木さんはホテルのコンフェレンス部門を主に担当した。研修開始早々、大手銀行の新人研修のお世話をすることに。この期間は特別に朝7時出勤。そのため毎朝5時に起きるという生活だった。しかし、忙しければ忙しいほど、面白い!と感じるという一木さん。手があいた時にはすぐに上司に声をかけ、常に働いているようにと心がけた。朝食などのテーブルのセットアップにも細かな配慮をしなければいけないことを学んだりするが、こうした経験もとても楽しいものだったという。こうした一木さんの態度をホテル側も大いに評価。ホテルの財務部、フロント、コンピュータでの顧客管理、ホームページ管理など幅広い経験ができるようにと配慮して下さった。

研修期間中もホテル側からJAPEPに数回、「ミフミの態度はすばらしい。インターンからこれほど貢献してもらえるとは!」といった感謝の言葉が届いていたが、終了証には次のようなすばらしいコメントを書いていただいた。さらに、その文末には「是非、有給のスタッフとして雇用したい」とまで書いていただいた。この手紙は今後の就職活動で大いに威力を発揮するはずだ。

"Mifumi's contribution was outstanding. Mifumi is able to learn new skills quickly, she is very professional in every aspect of her work, has a keen eye for detail and is committed to comleting each task in a most effective manner.

We also look forward to having continued contact with Mifumi after her return to Japan, as we feel that we have lost a friend and a valuable colleague at the successful completion of her JAPEP Internship period with us.

Finally, we would be very pleased to recommend Mifumi Ichiki to any potential employer and would be very happy to welcome her back, if we had a paid position available and she was able to return to Australia."

「研修の終わりごろに、フロントのマネージャー(台湾人の女性)が、たくさん助けてもらったからということで、ランチをごちそうしてくれました。その時、オーストラリアの人とアジアの人の働く事にたいする考えの違いや、ホスピタリティをどういう風に勉強してきたか等いろいろ話し合うことができたのですごく勉強になりました。

あと、最後の日はホテルの皆が手紙をくれたり、ケーキを用意してくれたり(他にもその日で最後の人がいたからだと思うんですが、、。)、本当に人の温かさに感動しました。働いているときは、お金が足りない−!と思って、普通に働けばよかったのかなーと思ったこともあったんですが(笑)、こんなにたくさん勉強もできて、いい経験もできて本当によかったと思います。」

ワーホリ査証で普通にアルバイトをするより、はるかに充実した経験ができたようだ。帰国後、ホテルで一緒に働いていたオーストラリア人が日本に留学。彼女と会える日が待ち遠しいという。

 

宮崎多恵さん / 研修先:花屋小売店

 

宮崎さんは、フラワーアレンジメントを勉強済み。しかし、勉強終了の後すぐ、仕事を見つけるのは難しいのが現実。実際の職務経験がないという点が大きなポイント。そこで、オーストラリアの花屋で6ヶ月間インターンとして働くことを決意。

実際の仕事内容は、接客、 コーポレートワーク(アレンジ作りと会社、カフェまわり)、 店のセットアップ、デリバリーなど。
面白かった点は、「いろいろな人、(スタッフも含め)とのかかわり。ボスとも、対等な関係なのが、日本と違うところで、仕事が認められると、ちゃんと評価してくれる。自分の作ったものが喜ばれるのは、嬉しい。」

ためになった点は、「お客さんの話や、ボスの指示、特に忙しい時は、間違いなく聞き取らなくてはい けない緊張感があって、ヒヤリング力はのびた。学校での勉強のほかに、実際の場で働けたこと。 働くことで、また別の面から、オーストラリアを見ることができたような気がした。同年代の友達が増えた。」
このように実際に英語が使われている環境だから、英語力は自然についてしまう。しかも、オーストラリア人の友人ができるなど本物の異文化体験も楽しめる。

しかし、大変だった点、困った点もあった。「慣れるまで、要領が全くわからなかった。日本でしか、働いたことがなかったので、変に気を使いすぎて、はじめは、一人で、ストレスになることもあった。どこまで、気を抜いていいのわかるまでは、たいへんだった。

それからは、リラクッスして、他のスタッフとも、いい関係をつくることができた。ボスからは、命令されるというより、自分がやりたいかの意見を聞かれ、仕事を自分で選べるので、また、自分から、これをやりたい、この仕事をしていいかを聞いていかないと、仕事がなくなってしまうこともあり、常に緊張感はある。慣れるまでは、どうしていいのか、わからないときもあった。」 困ったという点も実社会では、克服し、身につけていかなければいけないことがらばかりだ。インターンシップの本当の目的もここにある。

最後に,感想を一言でまとめてもらった。「海外で働くというのは、ほんとにいい経験になると同時に自分に自信がつきました」 宮崎さんは自分が選んだ本当にやりたい仕事、フローリストとして活躍中だ。